弊社は、これまでもZEH基準を上回る仕様を持つ住宅を「ゼロの家®」ブランドとして建築してまいりました。「ゼロの家®」は、弊社独自開発の全館暖房「ハイブリッドどまだんシステム®」を搭載し、省エネで温度差がなく、住む人にとっても建物にとっても健康で長寿命な住宅として、新潟の多くのお客様に喜ばれております。
この度、弊社では「ゼロの家®」ブランドのUA値を0.55から0.48に高め、また耐震等級2(学校や病院と同等の耐震仕様)を標準仕様としました。これにより『長期優良住宅』の基準を満たす住宅仕様へとグレードアップされました。
さらに「木の家」は『無垢床材+塗り壁』も標準仕様となります。
地域区分 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
H25標準 (W/m2・K) |
0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | – | |||
ZEH標準 (W/m2・K) |
0.40 | 0.50 | 0.60 | – | ||||
HEAT20 G1標準 (W/m2・K) |
0.34 | 0.38 | 0.46 | 0.48 | 0.56 | – | ||
HEAT20 G2標準 (W/m2・K) |
0.28 | 0.34 | 0.46 | – |
電気料金シミュレーション試算結果 | ||
---|---|---|
新潟エリア(5地域)に おける省エネルギー基準 |
||
電気料金/年間合計 | 248,815円 | 144,840円 |
電気料金/月平均 | 20,734円 | 12,070円 |
使用ソフト:SMASH(住宅の熱価計算プログラム)/(財)BEC
※延床面積/125.99m2(38.03坪)を想定
※全館暖房「ハイブリッドどまだんシステム®」 暖房設定温度:20℃、冷房設定温度:27℃、
冷房設定湿度:60%
※実際の光熱費は、お客様の立地・敷地条件、プラン、生活スタイルなどによって異なります。
「ゼロの家®」は、必ず光熱費ゼロをお約束するものではありません。
24時間全館暖房を可能にしている「ハイブリッドどまだんシステム®」。家屋全体を均一に暖めることにより、冬のヒートショックから家族を守るだけでなく、室内や壁の内部にも結露を生じさせないため、構造体を傷めず長寿命の健康住宅になれます。
また、大気熱利用のヒートポンプ方式と夜間電力の有効活用で、気になる冬場のランニングコストも安心です。
BELSにおいては暖冷房、換気、給湯、照明設備を対象として算出した設計一次エネルギー消費量が、基準一次エネルギー消費量から20%以上削減され、かつ、暖冷房、換気、給湯、照明設備に自家消費分及び売電分を含めた再生可能エネルギーを加えて算出したものが、基準一次エネルギー消費量から100%以上削減されている場合に、「ゼロエネ相当」の表示を行うことができるとしています。
弊社では、全商品においてBELSの最高ランク(5つ星)の省エネ基準を満たす仕様になっています。
※BELSの認証を受けるための審査には、別途費用がかかります。
住宅性能表示制度に基づく 等級表示 |
BELSに おける表示 |
時代の家niigata A様邸 |
|
---|---|---|---|
一次エネルギー 消費量等級 |
省エネ基準からの削減率 20% |
☆☆☆☆☆ | 省エネ基準からの削減率 51% |
省エネ基準からの削減率 15% |
☆☆☆☆ | ||
等級5(最高等級) 省エネ基準からの削減率 10% |
☆☆☆ | ||
等級4 〈省エネ基準〉 |
☆☆ |
※時代の家niigata A様邸にて算出しております。
弊社で2016年度から積極的に取り組んでいる「地域型グリーン化事業(国土交通省)」によるゼロエネルギー住宅でのBELS評価の原則化に加え、2017年度から「BELS工務店」が定義されました。
それにより高度省エネ型のグループ別採択での配分が優先的になりました。2020年に省エネ基準適合義務化を控える中、BELSに対応した家づくりが求められている訳です。
[ BELS工務店の定義 ][ BELS工務店の定義 ]
(1) 自社建設の住宅でBELS評価を取得したことがあること。
(2) 2020年までに自社で建設する全住宅でBELS評価を取得する旨を目標に掲げること。
(3) 自社で建設する全住宅のうちBELS評価を取得した割合を少なくとも2020年まで毎年度報告すること。
(4) 国土交通省などによるBELS普及の取組に協力すること。
経済産業省、環境省、国土交通省が連携し、住宅の省エネ・省CO2化に向け取り組みを行っている「ZEH推進事業」において、2018年春より「5つ星」評価制度がスタートしました。
この評価において最高ランクの「5つ星」を獲得した事業者は、全国約7,300社の登録ビルダー/プランナーのうち僅か4%の335社でした。新潟市内では4社のみでしたが、その1社に弊社も選ばれました。
「5つ星」評価を得た事業者は、国より「市場けん引役として期待感があり、またその実績の高さと標準化を目指し果敢に攻める姿勢がある」と評価されたことになります。これからも弊社は「新しい時代に向けた新しい家づくり」を果敢に進めてまいります。
省エネ性だけでなく、耐震性も永く住み続けるために重要なポイントとなります。弊社では、全商品の建物に対して「構造計算」をし、さらに「気密試験」も実施しております。
従来の木造構法では、接合部の仕口加工による断面欠損が耐震化を図る上で大きな弱点となっていました。特に通し柱での断面欠損が大きく、過去の大地震にもこの部分で曲げ破壊が発生し、建物が倒壊する事例が多く見られました。
しかし、弊社では、HSフレームシステム構法を採用。断面欠損が小さい仕口を用いることで十分な耐震強化を実現しています。
木造住宅構造計算書
気密試験
HSフレームシステム構法
耐震工法
建物の骨組みなどを強くし、地震の揺れに耐える工法。長期優良住宅では、等級2か最高等級3が必須となります。
耐震等級3
消防署・警察署レベル
建築基準法の1.5倍の強さ 最高等級
耐震等級2
災害時の避難所となる病院・学校のレベル
建築基準法の1.25倍の強さ
耐震等級1
建築基準法のレベル 一般的な住宅の基準